2010年12月25日

G2010 Interim BLS for Healthcare Provider Course

神奈川県横浜市で講習展開をしているBLS横浜です。

昨日、ガイドライン2010準拠のBLSヘルスケアプロバイダーコースを開催したのでご報告します。



たまたまガイドライン2005の受講経験者が多かったので、傷病者発見からC−A−Bの流れに入るまでが最初は戸惑いだったようです。

しかし、慣れてしまえば、引っかかることもなくスムースにCPRがスタートでき、蘇生で一番大事な手技、胸骨圧迫を開始させるためには、とても有効な方法に思えました。

問題の、DVD再生の途中で別のC-A-Bシーケンス動画を見せる方法ですが、私はパソコンを使いました。

C-A-B動画を見せた後は、DVD再生のウィンドウに戻って、少し先送りするだけ。ディスクを入れ替える必要もありませんし、簡単です。

この場面では、教科書には載っていないG2010のCPR開始までの手順について、ある程度、説明をする必要があります。そのために私はPowerPointで簡単になまとめ資料を作り、それを使って「見て聞いて感じて」がなくなった説明や、新しいC-A-Bの流れをもう少し具体的に図示して解説しました。



ガイドライン2010 Interimコースを開催する上で、なにより重要なのは反応確認の部分を何回も繰り返し練習してもらうことかなと思います。

頭で考えると体が動きませんので、とにかく大きな声で手順をガイダンスしながら、やってもらうこと。それを手早く何回か繰り返しました。



筆記試験では、ガイドライン2005を知っていると、引っかかりやすい部分もあったりしましたが、おかげさまで全員満点でコースを終了しました。

受講者からも質問がありましたが、これまでのガイドライン2005のやり方が染みついている人は、実臨床の上で無理して矯正する必要もありません。

細かい手順にこだわるのではなく、胸骨圧迫を遅らせないことと、死線期呼吸を見落とさない、という大事なポイントを理解しておけば、その場に合せた対応をしていけばいいのではないでしょうか?


私も含め、いまはまだガイドライン2005を引きずっている人が多数ですので、しばらくはあれこれ議論もあるかと思いますが、知らない人が、普通にコースを受けたら、覚えやすいし、実施しやすいしで、とても良い内容だと思います。

この新しい心肺蘇生法が日本国内でもふつうに普及しだしたら、大いに期待できそうです。
posted by AMR-JAPAN at 01:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 講習会日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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