2010年03月29日

3月のハワイコース終了

ご無沙汰しています皆さん
ハワイのケリー社長です。
今日で3月コースが無事終了しました。
全員問題なく全てのコースに合格し「ホット」しています。
今回は全てAMRでの開催でしたので教室が寒い!
でもAMRで開催すると良いことは食べ物や飲み物を教室に持ち込むことができることです。
研修医の要望で初めてローカルランチを出してみました。
レインボードライブインのロコモコプレートとモチッコチキンプレートです。
結構な量がありましたが研修医や学生は間食出来ますが30歳を超えるとくどいものが入らなくなるのか医師の方は残していました。

今回のコースはインストラクターがとても感心していました。
受講生からの質問で「教科書の何ページには○○と書かれていますが、、、」
このような質問が出るのは事前勉強をしている人しか言えないことです。
その言葉を聞いたインストラクターは終了時間過ぎてもディスカッションに力が入っていましたが横で見ていたドリーが終わりという言葉を連呼していました。

NRPを受講した人はインストラクターから英語版の冊子をもらいます。
この冊子は教科書よりもわかりやすいと評判です。
インストラクターから翻訳許可をいただきましたので次回から日本語と英語版が渡されます。
過去にNRPを受講された方で日本語版が欲しい方はケリー社長までご連絡ください。
ただし翻訳担当は多摩にある某病院のK先生ですので時間がかかるかも?
NRPコースは人気がありますのでまた8月に開催します。
8月のAMRコースは8月25日〜29日です。
詳細はウェブにアップします。
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2010年02月04日

BLSインストラクター資格更新について

めっつぇんばーむです。

AMR-TC所属のBLSインストラクターの皆さまへの伝達事項です。

BLSインストラクター資格の更新が日本国内でできることになりました。

方法は基本的にハワイでのやり方と同じで、BLSインストラクターリニューアルコースに参加していただく形となります。

8月までに資格が失効する主に関東地方で活動するインストラクターを対象に、下記の日程でリニューアルコースを開催します。

場所は東京です。詳細は追って連絡しますが、いずれかの日程を空けておいていただきますようお願いいたします。

 ■3月6日(土)

 ■6月12日(土)
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2010年02月01日

ILCORコンセンサスミーティングの話題

救急医です。ダラスからILCOR consensus conferenceのテーマをいくつか書き出してみます。

これらはそれぞれのエリアでまだ結論が出ていないissueなので、C2010の関心がどこにあるかを知るには有用だと思います。

どのように記載されるかは知る由もありませんが・・・
またC2010にサイエンスが不十分と記載されれば、それはガイドラインの記述はG2005と変わらないということを示唆します。

Plenary session
全体討議ですから大物の議論なんでしょう。

Should drugs be removed from the pulseless arrest algorithm?
これはでかい・・・「なくす派」vs「なくさない派」があるのか?
Does "real time" feedback or debriefing improve quality of CPR or suvival?

Immediate defibrillation vs CPR before defibrillation

Under what circumstances should hands-only CPR be recommended?
これも大きなテーマですね。大分、冷静なディスカッションになっているのでは?と推測します。

Task Force Discussion
以下は個別の議論。
ALS

Physiologic feedback to measure CPR quality
Prediciting outcomes using end-tidal CO2

BLS
What is the best depth for chest compressions?
Does complete release (full recoil) between compressions improve outcome?
BLS2010はフルリコイルしなくてもいいのか?

What is the optimal rate for chest compression?
まだまだ変わる・・・

Education, Implementation, and Teams
What is the role of video/computer self-instruction for BLS training?

What is the quality of life for survivors of cardiac arrest?

What are the warning signs for sudden death in yound adults?

小児、新生児、ACS、病院前救護などのカテゴリーがあります。

そのほか面白そうなクエスチョンは、
全体セッションでERCのユニバーサルアルゴリズムが話題になるようです。よりシンプルに・・・

テレフォンCPRは有効か?
AEDかマニュアル除細動か?

こんなのもあります。
CPRは本当に害がないのか?
ショック後、直ちにCPRは正しいのか?それともリズムとパルスチェックか?

RRTの早期警戒症状は?

これくらいで止めますが、上記を見て明らかなのはサイエンス・コンセンサスはいくらでも変わりうるということです。

蘇生のファシリテーションをするにはガイドラインだけでなく、ワークシートを読無必要があります。

明日は早いので、これくらいで・・・
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2010年01月11日

徒然に雑感

鹿児島から『熱病』です.

年末にACLSやりました.
今話題の?1日コースです.

同じ科の同僚も受けてくれたんですが,後日,
「インストラクターのかたは皆さん教え方が上手ですね.感心しました」と言っていました.

そんな彼は,私の目から見て非常に手堅いかたです.
なんというか,『間違いがない』系.

研修医の先生へのレクチャーも,きっちり原稿を用意していて,同じ内容のものをやる場合にでも,きっちり予定通りの内容を語る方です.
むしろこちら側にこそ見習うべき点も多々ある.そんな方です.

ただ,学習者のoutcomeという視点というか配慮というか,多少違う気がします.
確たる資料を用意しているという点は見事だとは思うのですが...

outocomeというかretensionを高めるためには,自身のスタイルを変えたり,一方向性だけではなく”あの手この手”も必要なのかなと思う今日この頃です.

その”あの手この手”の手数,引き出しはたくさん持っていたいですね.
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2010年01月10日

AHA-PEARSプロバイダーコース/東京・茗荷谷

めっつぇんばーむです。

東京・池袋にほど近い茗荷谷(みょうがだに)で開催されたアメリカ心臓協会AHAのPEARSプロバイダーコースの手伝いに行ってきました。

東京・茗荷谷AHA-PEARS(ペアーズ)プロバイダーコース

PEARS(ペアーズ)プロバイダーコースは、2005年ガイドラインに基づいてAHAがリリースした最後の砦ともいうべきコース。

開発された順番にBLS、ACLS、PALSとコース教材の質は格段にグレードアップしていますが、その最終形がPEARSです。

そんな教材設計的には出来の良いコースなのですが、ただでさえインストラクターも受講者数も少ない小児救急の分野なので、日本ではAMR-JAPANでしか開催してません。

でも、おもしろいです。

具合の悪そうな人を見たとき、なにを観察してどう考えて判断・対処していけばいいのか、そんな思考パターンを形成するという、ある意味、医療者にとって基礎となる、でもあまり体系的に教えられることのない評価方法を訓練するコースです。

診断学の基礎を身につけるといったらいいんでしょうか。

もしかしたら「医師」にとっては当たり前のことかもしれませんが、私も含めナースにはけっこう斬新な教育だと思います。

今回受講された方もいちばん多いのはナースでした。

一応小児の二次救命処置に分類されるPEARSですから、小児科や産婦人科に勤務される方が目立ちましたが、PEARSはけっして小児にしか使えないわけではありません。

ここで形成される思考パターンは、成人にも使えますし、ファーストエイドの範疇としても傷病者評価に活かせるものです。

私の印象では、日本の既存の医療シミュレーション教育で言えば、JPTECやITLSといった外傷系のアプローチ法を内科系に置き換えたものという感じがしています。

私は受講したことはないのですが、今度3月にハワイで開催されるAMLS(Advanced Medical Life Support)なんかは近いものがあるのかなという気がします。


受講者の皆さんは、DVD教材の症例を見て、評価・判断・分類・安定化をディスカッションし、席を立ってマネキンの前でシミュレーションして、ということを繰り返して、新しく学んだ評価方法を体を使って、声を出して、自分のものとしていきました。

後日、受講者の感想などは「茗荷谷・患者安全トレーニングプログラム活動ブログ」にアップされるんじゃないかと思います。

今後、東京・茗荷谷でもPEARSプロバイダーコースが開催されていくようです。

3月にはハワイでPEARSインストラクターコースが開催されますが、関東周辺の方も資格取得後、訓練を積む場があるということで、受講希望者が増えたりしないかな。

ちなみに3月にインストラクターコースを受講する予定の人も、早速コースの手伝い兼見学で見えてました。

「看護師には絶対に必要なコース!」と熱い思いを抱いているようなので、今後、PEARSが開催される場所が増えることを願って、今後を期待したいと思います。
posted by AMR-JAPAN at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 講習会日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月31日

本年は大変お世話になりました

めっつぇんばーむです。

2009年も残すところあと1時間半あまり。
ハワイより一足先に2010年を迎えます。

思えば私がAMRのBLSインストラクターとして本格的に単独活動をはじめたのは2009年4月から。先輩の先生方からご指導・ご支援をいただき、8ヶ月の間にAMRインストラクターとして100名弱のBLSプロバイダー(HCP,HS)を輩出できるまでになりました。(ちょっと大げさかも、、、実際は80名くらい)

組織の中でも一番の若輩者にもかかわらずいろいろな役割を与えていただき、AMR-JAPANとともに歩んできた1年だったように思います。

来年はガイドライン改定を迎える節目の年。

本場アメリカの直轄インストラクターとして、日本国内で最新情報を提供できるよう、情報の先取り&発信に努めていきたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
posted by AMR-JAPAN at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月29日

AMRのEMTユニフォーム

久々のめっつぇんばーむです。

先日、日本国内で公募のAMRのBLSコースを開催した際、受講生さんのひとりが着てきたジャケットを見てびっくり。

AMR公式EMTジャケット

なんと、アメリカ本国のAMRで使っている救急隊員用のユニフォームだったのです。

AMR(American Medical Response)は、全米規模で救急搬送を行っている企業で、アメリカの救急車といえばAMRというくらいに有名。

AMRのエンブレム


話を聞いてみると、こっちの期待とは裏腹に、今受講しているコースがアメリカ本家本元のAMRが主催しているものとはまったく知らずにたまたまだったことが判明。

古着でアメリカの救急隊のジャケットとはわかって買ったものの、それが全米で救急車を運行しているAMRという会社のものとは知らず、ましてはそのAMRが日本でもAHAコースを開催しているなんて知らずに、今回の受講。ということで、向こうもびっくり。


AMRのジャケット、正直、いいなぁ、と思いました。

私もどっかで手に入れたい!

以前AMRのファカルティさんが、AMRとAHAのダブルネームが入ったTシャツを着ていてあこがれたことがありましたが、どこで手に入るのでしょう?

今度ハワイに行ったときに探ってきたいと思っています。
posted by AMR-JAPAN at 00:21| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

AMR-TC BLSインストラクターコースの受講要件

久々に投稿のめっつぇんばーむです。

いま募集中の3月のBLSインストラクターコースに関連していくつか。


AHAのプログラム運営マニュアルや、インストラクターコースを指導するBLSファカルティ向けのマニュアルによれば、BLSインストラクターになるための条件は次の4つです。

・有効期限内のBLSヘルスケアプロバイダーカードを持っていること
・コアインストラクターコースを修了していること
・BLSインストラクターコースを受講すること
・モニター評価に合格すること
・Healthcare Professional以外は、最新のAHA Heartsaver First Aidコース修了カードを持っていること

最後の項目は、Healthcare Professionalの定義がどこまで含まれるかで意見の分かれるところですが、AMR-TCでは、これをアメリカ合衆国の医師・看護師・救急救命士免許を持っている人としているようです。

ですから基本的に、日本からハワイにいってインストラクターになろうとする人は医師免許を持っていてもハートセイバー・ファーストエイドは受講してもらうことになります。

このファーストエイドに関する条項の意味は、BLSインストラクターは全員ファーストエイドの知識があってそれを指導できるべき、ということを意味しています。

Healthcare ProfessionalがAHA HS-FA受講を免除されるのは、その教育課程・実務から、OSHA基準で定められているファーストエイドの内容はすでに履修済みであると認められるからです。

その点、日本では、医師でアメリカのOSHA基準は関係ありませんし、実際にたとえばエピペンの使い方をしっているかというと、そんなことはありえませんし、手袋のはずし方さえもアヤしいかも。

ということで、日本人は基本的に全員ハートセイバー・ファーストエイドは必須です。


これらの条件とは別に、AMR-TCとして独自に求めている基準が、ハートセイバーCPRかハートセイバーAEDを履修していること。

ご存知、ハートセイバーコースは医療者以外の職種(つまり市民の立場)で、いざというときに率先して蘇生活動に携わる責任がある人たち向けのコースです。

ハートセイバーCPRやAEDは、ヘルスケアプロバイダーコースを市民向けに簡略化したものと思われがちですが、実は教材設計としてはまったく別物です。

ヘルスケプロバイダーコースの延長上で指導しようと思ったら、おそらく失敗するでしょう。

BLSインストラクターとしての大切な使命は、地域で救命の連鎖の強化を図ることです。そのためには院内BLSのレベルアップをしたところでたがかしれていて、一番重要なのはBLSを出来る人の裾野を広げること。

ということで、ハートセイバーコースや、そのダイジェスト版ともいうべきファミリー&フレンズCPRなども重要。

これらを知らずしてBLSインストラクターにはなれないというのがAMR-TCの方針のようです。

ちなみにハワイのAMRトレーニングセンター本部では、12月中には11回のハートセイバーCPR/AEDコースが開催されています。


ということで、3月にハワイでAMR-TCのBLSインストラクターコースを受講する場合には、ハートセイバー・ファーストエイドとハートセイバーAEDの両方のステイタスが必要です。

どちらも日本では開催頻度が少なく、資格取得に苦労しますが、関東圏、特に東京では3月のインストラクターコース受講者に向けて、3月までの間に何回か開催予定があります。

つい先日、AMR-JAPANのホームページ上で、2010年1月〜3月のコース開催予定が更新されています。

これを逃すと先がない、ということもありますので、ハワイ行きを考えている方はお早めにどうぞ。
posted by AMR-JAPAN at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

ACLS2010

「救急医」@ピッツバーグです。

ACLS2010 and beyondの方針は、IDとインストラクターコンピテンシーに基づいたファシリテーションは今後も続ける、とのこと。

ガイドラインがどのように変更されてもこの方針は変わらないようです。

ACLS2005をコアインストラクターコースで推奨している方法でインストラクションしているインストラクターは全体の25%くらいにとどまっているとのこと。

AHAは行動の変容ができなインストラクターの行動を変容したいのですが、それはできない相談。行動の変容は学習者自身が選択するわけで、強要はできません。

そこでACLS2010のインストラクターコースでstructured debriefingの学習が追加されるとのこと。Gather, analyze, summarizeのGAS methodです。

GASメソッドを取り入れるか否かはインストラクターの選択次第。

AMR、JRC-ITCではこの方法が採用されることになります。
すでにその方向にありますので問題なし、多くの場合・・・

コアインストラクターコースではデブリーフィングの方法については解説していなので、ACLS2010の事前学習としてデブリーフィング、学習者中心、ファシリテーションというパラダイムが、従来の教育パラダイムとどのように違うのかを考えてみるのはインストラクターに行動変容を促すために有用だと思います。
posted by AMR-JAPAN at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

「あなたはアドオンできますか?」コンテキストの重要性

「救急医」です。

コンテキストは「文脈」とも訳されますが、ここでは「職場」と考えてください。

病院前救護の現場では現場で働く救急隊員が共有する雰囲気があります。あうんの呼吸だったり、言葉と表情のニュアンスだったり、判断のパターンだったり。もともと救命士の養成過程や現場での経験、さらに法的な縛りがあったり、病院で働く医師・看護師とは共有できない部分もあります。

医師と看護師ではそれぞれに文化がことなっていて、医療のおける役割も違います。

救命士、看護師、医師は患者を救命する・余呉を改善するという共通のミッションを持っていますが、そのアプローチは異なり考え方・知識セットも異なります。
言葉によるコミュニケーションによる相互の連携は重要です。

シミュレーション医療学習では、学習目的により学習者とコンテキストを共有するファシリテーターが学習を支援するのが最も効果的だと思います。

救急隊員に現場活動を教えるのであればファシリテーターは救命士。
病院の救急外来で看護師の初期対応を新人看護師に教えるのであれば、ファシリテーターは看護師。
ま、そういうことです。

なぜか?
コンテキストを共有していないと、発展的なディスカッション、アドオンができないからです。

例えば救急隊員を対象としたJPTECで、現場経験のある受講者から活動について質問があったとき、現場活動経験のない医師や看護師は質問の背景を理解したうえで、的確に答えることはできないでしょう。質問を医学的なものに置き換え、それについて答えることはできるでしょうが。
またそのディスカッションの中で、何らかのアドオン、これは知っておくと有用な考え方やコツ、エピソードを自分の経験から伝えるためには職場を共有している必要があります。
posted by AMR-JAPAN at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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